神無月の歳時記

神無月の歳時記


日々振り続く秋雨

この頃になると、日の長さも変わり夕方ともなると薄暗くなるのも早いですね。

 

頬に受ける風も、心地よい涼しさをおびて月の動きも朧でございます。

 

タイで見る月も、日本で愛でる月も同じなら、尚の事秋枯れに枯れにものの哀れを限りに尽くすようでございます。

 

今月は、お酒のせいなのかまた郷愁なのかアリスさんの曲がしみてまいります。

 

/悩み続けた日々がまるで嘘のように

 

忘れられる時が来るまで心を閉じたまま、

 

暮らしてゆこう遠くで汽笛を聞きながら

 

何もいい事がなかったこの街で

 

 

俺を見捨てた人を恨んで生きるより

 

幼い心に秘めた虚しい涙の捨て場所を

 

探してみたい 遠くで汽笛を聞きながら

 

何もいい事がなかったこの街で

 

 

せめて一夜の夢と泣いて泣き明かして

 

自分の言葉に嘘はつくまい人を裏切るまい

 

生きてゆきたい遠くで汽笛を聞きながら

 

何もいい事がなかったこの街で。

 

いつものことながら、ほろ酔い加減の親方が、唄う十八番は演歌でしたが、

 

時折、この歌を歌う時がありました

 

親方に教わった子持ちあゆの煮物   

 

鮎を目の前にしながら叱られた事を思い出しこの歌を口ずさんでみました。

 

料理は技術だけではかないません。

 

思いや心の働きも大切かと。

 

秋の味覚で皆様のお越しをお待ちしております。

 

                             馳走  菊水庵