11月 霜月 味の歳時記

  

11月 霜月 味の歳時記

霜月はいよいよ冬に向かい そろそろ早い所では初霜が降りる頃でしょうか。

時折降る時雨の時があったかと思うと,ぽっかりと暖かな春を思わせる、澄みきった青空にほんのりと暖かな小春日和 とは言うものの朝晩はしんと冷え込みがはじまる頃です

そして、思いだすのは七五三です
もともと、三味線や小唄や長唄の先生はだった母は、子供の私を待たせるほどの長い間 着物を選ぶのに一苦労でした。

お参りが終わると、記念撮影ですが、他の子供たちと神社の境内やそこかしこで,はしゃぎ回り、
「あなたは、お父さんがいないから 甘えてばかりと 思いきり平手打ちをされた事を思い出します。」

帰りには 同級生のお父さんが営む鮨屋さんに行き、「さっきはごめんなさいね。お母さんも仕事が忙しいから 寂しい思いさせてごめんね。お父さんは立派な料理人だった あなたもしっかりねと,, 私は涙でぐしゃぐしゃの顔をしながら、ちらし鮨を食べた事を思い出します.

箸の持ち方 背筋を伸ばして!お椀は手に取って!と厳しい人でしたが 道を踏み外しそうになったやんちゃな私のそばには 祖母同様に凛とした母の生きざまと,父の後ろ姿,困った時ほど,この私を助けてくれたような、気がします。

花が好きだった母の生けた山茶花、丁度この頃でしょうか。

目で見る事は、できませんが、頬に受けたあの時の痛み、金木犀や山茶花、そして秋枯れの風景が心に染み込んで行きます。

霜月 木の葉降る 霜月御膳    490バーツ

《お造り 揚げ物 炊き合わせ 焼魚 サラダ 温物 椀 小付 》

霜月おまかせ          1000バーツ~

茸 新米 里芋 あさり 鮃 鰯 秋刀魚 金目鯛 河豚 野菜は、甘味が増し 魚は、身がしまってまいります

暖かなお料理にて皆さまのご来店お待ちしております。